壁面看板の撤去

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あちこち痛い・痛いといっても始まらないので
気分転換もこめて朝から、看板撤去です。
撤去するのは おそらく30年以上前の
亜鉛引箱文字。しかしながら耐久性は抜群です。
時期を決め塗装等のメンテさえしっかりやれば
相当タフな素材です。そういえば 私が丁稚奉公へ
入ったとき最初にこの亜鉛引き鉄板の立ち上がり部分
の制作や半田付けを仰せつかったのを思い出します。
懐かすィ~10代の純なオレでした。

さて、今回は建物GLからは5m位の高さなのですが
傾斜面の幅と高さがあり、撤去作業だけに足場も組めず
道路から高所作業車を使うことになりましたが、距離が
ありSK22でないと届かない作業です。

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撤去はサクサクッと行くのですが、ベースの壁面は
やけており文字が長年ついていた箇所の跡が若干
残りました。

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できる限りの清掃を済ませ、あとは徐々になじんで
いくのを願います。同じ場所の一番奥の事務所側に
腐食銘板を設置させていただきました。
こういった銘板関係は、設置後に 目がいきやすく
注目を浴びますので取付にも神経を使います。
壁面は、既存の銘板の形がくりぬいてあったため
一回り大きめに設計し壁面にずん切りBOLTをSETし
ベースとなる凹側曲板を余裕のある穴径にて固定し
仕上がりの銘板を被せ仕上がりです。
直ボルト出しよりもレベルクリアランスがとりやすく
作業もはかどります。

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AGENCY:(株)創和工建様
腐食銘板 SU SHL文字凹指定色 W650×H240×D20 
鉛精錬・再生電気鉛製造会社様 京都府舞鶴市

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